Greeting

理事長挨拶

理事長写真

 このたび,2026年4月より日本血管生物医学会理事長を拝命いたしました,北海道大学の樋田京子です。今後2年間,本学会の運営に携わらせていただきますことを大変光栄に思うとともに,その責任の重さに身の引き締まる思いです。
 まずは,本学会の発展に多大なるご尽力をされてこられた歴代理事長ならびに関係の先生方に,心より敬意と感謝を申し上げます。
 本学会はこれまで,基礎と臨床の研究者がバランスよく関わり,高いレベルの研究成果を国内外に発信してきました。また,若手研究者の活発な活動と横のつながりも大きな特徴であり,将来の発展を支える重要な基盤となっています。

こうした,歴代理事長ならびに会員の皆様によって培われてきた「基礎と臨床の連携」「若手研究者の活性化」「国際発信」といった本学会の強みを大切にしながら,さらなる学術の発展と社会への貢献を目指してまいります。
 血管の健康は私たちの健康的な生活と深く関わっています。血管生物学の進展は,人々の健康長寿の実現に直結するものであり,本学会の果たす役割は今後ますます重要になると感じております。
 私は本学会初の女性理事長として,これまで副理事長としての経験やDEI(Diversity, Equity and Inclusion)に関する取り組みを通じて得た視点を活かし,学会のさらなる発展に貢献したいと考えております。性別に限らず,地域や所属機関,研究分野,ライフステージなど,多様な背景を持つ会員が,できるだけ負担なく学会活動に参加できる環境を整え,研究発表や学術交流の機会を広げていきたいと思います。
 また,これまでの若手研究者の会の活動を発展させるとともに,新たな研究交流の形も取り入れ,世代や分野を超えたつながりが生まれる場づくりを進めていきたいと考えております。
 国際連携の推進も重要なテーマです。本年度はオーストラリアで開催されるIVBMをはじめ,国内学術集会においても他学会とのジョイントシンポジウムが予定されており,本学会の研究成果を広く発信する良い機会になると期待しています。基礎研究者に加え,臨床医学研究者や賛助会員の皆様との連携も一層深めていきたいと考えております。
  学会運営にあたりましては,中岡先生,福原先生,的場先生の3名の副理事長の先生方とともに,財務・学術・渉外・総務各委員会,ならびに新設されたDEI推進委員会と連携しながら,円滑で活力ある運営に努めてまいります。
  研究を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますが,会員の皆様とともに課題を共有しながら,本学会をより魅力ある学びと交流の場へと発展させていきたいと考えております。
  今後とも,皆様のご理解とご支援を賜りますよう,どうぞよろしくお願い申し上げます。

2026年4月

日本血管生物医学会 理事長

樋田 京子

注:日本血管生物医学会は2004年4月1日に、前身の日本血管細胞学会(1993年設立)とVascular Medicine学会(1996年設立)が合併することで設立されました。

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